作曲家、マルチプレイヤー。アメリカ、ヨーロッパ、そしてアジアの国々において、９０年代よりピアノ、様々な電子音響楽器、さらにエレクトリックトランペットを駆使して活動し続けている。　
東京都出身、1994年以後、ニューヨークに拠点を移し活力に満ちたNYのミュージックシーンで活動。
彼の多様な音楽経験から創り上げられた独自のスタイルは、ジャンルにこだわらず様々な音楽を融合させ独自のサウンドを作り上げている。

幼少期から演奏を始め、様々な音楽に接する事で音楽の才能に目覚める。東京において　様々なジャズ、ロック電子音楽などの作曲、インプロビゼーションなどの活動をはじめ、やがて国立音楽大学の作曲科に入学。
東京での活動中もそれまでの作曲技法、理論に飽き足らずみずから様々な模索を繰り返す中、１９８７年来日したジョージラッセルのコンサートに衝撃的に出会いリィディアンクロマティックコンセプトに興味を持ち始める。
　それまですでに武満徹、マイルス・デイビス、ビル・エバンスらのインタービューなどでジョージラッセルの理論については多少の知識は持っていたが、国立音大卒業後、ジョージラッセル本人に学ぶためボストンのニューイングランド音楽院大学院へ留学。
　ニューイングランド音楽院大学院ではさらにポ−ルブレイ、ジュリアレンらにピアノ、インプロビゼーション、ボストンシンフォニーのティムモリソンにトランペットを学ぶ。さらにジョンケージ、リゲティー、武満徹、ハルメットパスカール、ムーホールリチャードのレクチャー、フェスティバルでの演奏、サン・ラーアーケストラのオープニングアクトとしてに参加。さらにジョージラッセルのアメリカツアーにも参加する。
同校卒業後NYに拠点を移し、リースクラッチペリー、ウータンクラン、エイサップ・ロッキーなどのブラックアーティストからアートリンゼイ、ロバートウィルソンらNYアバンギャルドアーティスト、さらにジョジョマイヤー、ココロージーらとのニューヨーク、ヨーロッパででの活動、クインシージョーンズ、ビリーホリディーのリミックスなど多岐にわたっている。
現在、パリ市立劇場のピアニスト、トランペット、シンセサイザー奏者としてのヨーロッパでのツアー、ブルックリン・ジプシーズのプロデュースとツアー、イトーサトル、リタダとともに結成したスペースロックバンド、マリアンヌさらにソロプロジェクト”ピアノ・ワープ”などで様々なジャンルで活動中。
２０１９年１月にはコズミックリズムズとして彼のピアノソロとAzumi Oeの舞踏、ハンガリー出身のビジュアルアーティスト”Juice"らとNY,Brooklynの”ナショナルソウダスト”でを行いソールドアウトで成功を収める
さらに２０１９年からは自らのピアノソロにNYの若手舞踏家Azumi Oeや、ライブビジュアルなどを取り入れた”コズミック・リズム”を結成しブルックリンのNational Sawdustでの公演、ポーランド・WrocławのEklektik festival、パリのSerendip lab主催のノイズミュージックフェスティバルで公演する。


その他の活動
２０１３年　
４月１２日ルーブル美術館において
ロバートウィルソンーーーリヴィングルーム
ココロージーのメンバーとしてウクライナの前衛映画　”Color of Pomegranates”にライブ即興で音楽を演奏。
２０１３年パリのサル・プレイエル
ローリーアンダーソン企画の”Transitory Life - A Retrospective, Songs and Stories”
に参加、共演する。
２０１６年ダウンビート誌のベスト２０アルバムのひとつに演奏とプロディース，作曲で参加したHelio Parallaxの “Helio Parallax Vol.1”が選ばれる。
２０１９年からは自らのピアノソロにNYの若手舞踏家Azumi Oeや、ライブビジュアルなどを取り入れた”コズミック・リズム”を結成しブルックリンのNational Sawdustでの公演、ポーランド・WrocławのEklektik festival、パリのSerendip lab主催のノイズミュージックフェスティバルで公演する。
２０１９年、パリ市立劇場に於いて、ロバートウィルソン”ジャングルブック”のピアニストとして参加。現在もヨーロッパツアー中。